保田 圭 語録

『プッチモニ』・・・プッチモニ結成初期 ( GIRLPOP掲載 )

―まず新ユニットの結成の話は、いつ頃聞かされたのかな?

市井「え〜、まだ二週間もたってない(取材は10月20日に行われた)と思いますけど。」

保田「あの日はタンポポに何か起きると思ってたんで。「ASAYAN」の台本読んでタンポポの話ばかりだったんで”あ〜、今日は私達は関係無いな”って思っていたら、いきなり新ユニットを作るって言われてしまって。」

後藤「その話まで、ずっとタンポポのことを言っていたから”あ、タンポポ何かやるのかな?”って思ってたら、自分達が新しいことをやることになって。でも、前からこの3人でラジオ番組をやってて、その謎が解けたって感じ。なんで3人が、ユニットを組むんだってことがわかってあらためて”なるほど”というか。」

市井「とうとうきたか!って思ったよね。」

保田「そうそう。沙耶香とはコンサートで、ふたりがメインに歌う曲もあったし、もともとすごい気が合うし、一緒に行動することが多かったしね。で、後藤も入って、今3人でなんでも話せる関係になってきてると思うから、いいユニットになるんじゃないかと思いますね。」

市井「せっかく私達の番がきたんだから、これまでと違う一面を見せちゃおうかみたいな。そういう心意気が満ち溢れてきて、めらめらっときちゃいましたね。」

―違う一面といえば『LOVEマシーン』での市井さんのハジケぶりが話題ですよ。中澤さんも関心していましたよ!

市井「アハハハハ、そうなのかな?今、頑張ってますよ。自分でも意識しています。」

―髪を切ってから変わったような?

市井「やっぱ変わりましたね。性格も表に出るようになったというか。これまでは言いたいことを言わないで、小さく縮こまってた部分があったんですが、髪を切って、何かを断ち切れた感じがあって。よくわからないけど、変えたいと思ってたんでしょうね。」

―自分のなかのなにかをかえようとしたの?

市井「”ショートカットにしてみる?”って言われた時は、目立てるんならいいなって思って切ったんですよ。そしたらまわりの反応が良くて、かなり好評で。社長さんも切ったから目立たせようかって(笑)。」

―それがプッチモニへのステップみたいなものだったんだ?

市井「そういう作戦だったらしいんですよ。ほんと髪を切って自分らしさが出たというか、やっと自分の本当の姿が自分でわかった。最近、ハジケてるって言われるのも背伸びせず、自分の味が出せるようになったんだと思いますね。」

―後藤さんは髪を黒くして、しかも少し短くしてボーイッシュになりましたね?

後藤「新ユニットもできたことだし、ハジケていくぞって感じで。モーニング娘。とはまた違った一面を見せるぞと。」

―ということは黒髪はプッチモニ用?

後藤「う〜ん、プッチモニ用というか気持ちの入れ替えをしようと。親とかには金髪のほうがいいとか、弟ができたみたいとか言われるんですけど、今はどっちでもいいやって感じです。」

―ユニット名のプッチモニですけど、当初プチモニ、ヤンモニ、コンモニのなかから選ばれるということで、結果プッチモニになりましたがみんな気に入っているよね?

保田「はい、私は”コンモニはやだな〜”って思っていたんです(笑)。」

後藤「私も。プッチモニでよかったなって。」

市井「プチモニだけだと名前を書く時に弱いって、つんくさんが言ったんです。なにかできないか?と。で、プとチの間に小さいツを入れてプッチモニ。なんかこのほうがインパクトないですか?いいですよね。」

―そのとうりですよ。

保田「それにかわいい感じがするし。プッチモニのイメージは元気で明るいものにしようと。モーニング娘。やタンポポは大人っぽい歌詞を歌ったりしてますけど、プッチモニは小学生や幼稚園児でもわかるような方向で行こうと。それにふさわしい名前じゃないかな。」

―そのプッチモニの方向性は、つんくさんからの意見ですか?

市井「そうです。あたしたちのコンセプトは小学生の興味の対象になる人たち、みたいな?」

保田「音楽的にもそういうわかりやすい方向でいきたいですね。モーニング娘。やタンポポを聴いてくれている人たちよりも下の世代の人に楽しんでもらえるといいかな。デビュー曲のレコーディングはこれからなんですけど、メロディーを聴いたらコンセプトに納得がいく感じで。すごくわかりやすい。なんか、運動会の音楽とかにも使ってもらえそうな感じでワクワクしてます。」

―では、これから活動が本格化するプッチモニへの意気込みを語ってもらいましょうか?

市井「個人的にはこれからも変わらず、ずっとこういう性格で。プッチモニとしては8人から3人になったわけで、責任感がすごく大きくなったと思うんですよ。だから、自分自身がしっかりしなきゃいけないし、一人ひとりがしっかりしないとプッチモニは成り立たない。そうやって、みんながしっかり、頑張っていく経過をみなさんに見てもらいたいです。」

後藤「やっぱり8人の時より責任感が強まった感じです。モーニング娘。の世界は私の年齢よりは大人なんで、かなり落ち着いた私をだしていると思うんですが、プッチモニは子供っぽいイメージで自分の素の部分が出せるので、どんどん違う面を出していきたい。3人でラジオやっている時は、もう”ワーワー”言ってますから、そういう雰囲気でいきたいです。」

―保田さんはプッチモニ最年長だよね?

保田「だから、みんなが間違ったことをした時は注意していきたいと思ってますけど。でも、みんなしっかりしてるから。モーニング娘。みたいに大人数だとまとめ役が必要だと思うけどプッチモニは3人ですから、それぞれがしっかりして、遠慮せずに意見を言い合っていけばいいんじゃないかと。」

―そして、プッチモニをどういうふうに見てもらいたいですか?

市井「小中学生にとってはかっこいい、憧れの人って感じで。踊りも激しくなりそうなんで、かっこいいって見られたいです。でも、かわいくてうらやましいっていうのも(笑)。」

保田「8人でテレビやラジオに出る時は自然としゃべる機会が減るから、この3人のキャラクターが見えてなかった部分があると思うんですよ。そこで、3人の見えてなかった部分を見てもらえるいいチャンスだなって。」

―なるほど。それは大事ですね。見えてなかった部分って、たとえばなんだろう?

保田「モーニング娘。でのメンバーのイメージがあるじゃないですか。飯田圭織は天然ボケで裕チャンはちょっとキツい性格だとか。モーニング娘。を知っている人ならすぐイメージが湧くと思うんです。でも私たちは新しく入っているし、どんな子か伝わってない部分がすごく多いと思うんです。だから、プッチモニを知ってもらうことで”モーニング娘。にはこんな子もいたんだ”って感じてもらえればいいですね。」

―年上の保田さんから見て、市井と後藤はどんな子ですか?

保田「紗耶香はすごくひょうきんな子なんで、おちゃらけてる時がいちばん面白い。そういう素の部分がいいんですよ。」

―そこを見てもらいたいと?

市井「それだけじゃ嫌ですけど(笑)。本当気を使わない3人なんで、つねに裏表を出さずに素でいきたいですね。」

保田「後藤は責任感もでてきて・・・・・。」

市井「もう遅刻はしませんよ。ちゃんと10分前には来ていますから。周囲を見れるようになったというか、いい所はうまく盗んでますよ。」

保田「でも、かなりの天然ボケなんですよ。そこはかなりの魅力なんですよね。」

市井「ラジオを聴いてもらえばわかるんじゃないかな。そうとうすごいボケをしますよ。」

保田「飯田圭織は完璧な天然ボケじゃないですか?後藤はちょっと理解できない言動を、突然することがあって、かおりんと違うタイプの天然ボケなんですよ。そういう後藤の魅力もあるんだってことに注目して欲しいです。」

―気になりますね。たとえば、どんな大ボケをかましているんですか?

保田「ラジオで動物の鳴き声を言うコーナーがあったんです。後藤に”鶴がいるよ!”って言ったら”鶴?っハゲ!”って言ったんですよ。ダジャレで言ったんだと思うんですけど、気が付かなくて。」

―それ、全然鳴き声じゃないじゃん!

後藤「とっさに出たんですよ。」

保田「人と全然違う発想をするんですね。テレビだと緊張してますけど、ラジオだとこういう一面も出るんです。」

市井「だから、プッチモニではつねに出してもらいたいですね(笑)。」

―普通の14歳全開ですね!

後藤「・・・・とにかく、毎日がビックリの連続ですよ。普通の14歳の中学生ではこういう経験できませんから、ほんっとビックリしてますね。」

―冷静さは失わないようにしないとね。

後藤「冷静にはなってるんですけど、次から次へ予期しないことがおこるんで、次はなんだろうって、いつも思ってます。とにかく、新ユニットも成功させて、モーニング娘。でも自分をアピールしてひとりでも多くの人に知ってもらいたいですね。まだ入ったばかりなんで。」

―入ったばかりとはいえ・・・。

後藤「もう2ヶ月なんですけど。」

―いろいろなことがあったよね?

保田「いちばん大きいのは『LOVEマシーン』のヒットですよね。ずっとチャートの上位にいることも、すごくうれしいことなんだけど、グループとしても個人としても成長してるじゃないですか。たとえば、沙耶香はほとんど髪切ってハジケたし、後藤が入ってきて教育係をすることになって責任感が強くなって、人間的にすごく大人になったって感じますよ。」

市井「後藤も遠慮がちなところがだいぶなくなってきたしね。」

後藤「もう、みんなとも普通にしゃべれます。移動中とかよく話してますよ。」

―最後にCDリリースの次は何がしたい?

保田「私は握手会が好きなんです。やりたいですね。直接、ファンの人から意見が聞けるじゃないですか。スタッフは大変ですけど(笑)。」


※ここからは「MUSICNET 2001」に掲載されたインタビューです。

市井「後藤が入ってくる時前に、私と圭ちゃんで移動中の車で、”ユニットできたらいいねぇ”なんて話してたんですよ。だから待ってました!っていう感じでしたね(笑)。」

後藤「ビックリです。デビューして一ヶ月でもう一回デビューって。」

保田「新発見もあって、メンバーもあんまり知らないんですけど、実は後藤はものすごい天然ボケで(笑)。飯田圭織を超えるレベル(笑)。」

―今までの、娘。の中では一番うるさいレコーディングだったらしい・・・。

市井「曲の第一印象は最初メロディだけいただいていて、その時の市井の感想が”踊るポンポコリン”(笑)これをこの3人がどうやって歌っていくんだろうって思ったんですけど、詞をいただいてひとつひとつの部分の置くの深さが心に入ってきましたね。今じゃこの曲が頭から離れない。今も鳴ってます(笑)。」

保田「つんくさんが言ったのは、詞の内容を理解して心で歌いなさいって。で、3人で会議を開いたんです。まず問題になったのは、1番と2番は同じ人なのか?って(笑)。」

市井「それで結局つんくさんに”別々の人ですよね?”って聞いたら”一人だよ〜!”って(笑)。」

保田「人間ていうのは気持ちが変わるものだからって、1番と2番で別のタイプの人を好きになっているから別人物に見えてきちゃったんですよ。でも歌っていくうちに”ああそうか”って納得しました。」

後藤「誰でも好きな子ができるとその人に気に入られたい髪型に変えてみたりするじゃないですか。そんなに気持ちがつまった詞を女の子にも男の子にも聴いてもらいたいです。」

保田「後藤が言ったみたいに小学生とか中学生とかまさにそんな生活を送っている人にももちろん聴いてもらいたいんですけど、私は逆にさびのフレーズの”恋という字を辞書で引いたぞあなたの名前そこの足しておいたぞ”みたいなところが懐かしく感じて・・・。そんなことを思いだしながら笑ってくれるのもいいかな。」

市井「この曲で何か思い出してみて、みんなで”あるあるある”話が盛り上がってくれると嬉しいですね。ダンスにも注目です。カラオケでも踊ってもらいたい。」

保田「振りっていうか演技・・・。」

後藤「ちょっと大変そうだけど、すぐに覚えられて楽しいですよ。」

保田「でも全員・・・全身筋肉痛(笑)。」

―これまでいくつもの困難を乗り越えることで培われた”モー娘。魂”を3人はプッチモニという新たなステージでどう開花させていくのか?

後藤「私の年齢にあったユニットだと思うんで、どんどん自分をアピールしていきたいですね。」

市井「その日その日で変わるキャラというか・・・いい意味で娘。とは違う市井をだせればいいな。」

保田「小さいところでもいいから3人でライブをやりたいって話をしてます。個人的には曲を作りたいな。」