『出来ないと決めつけないこと』・・・苦手だったトークに関して
ずっとトークが苦手だったんですよ、私。どうしても思うようにしゃべれなくって、そのことで泣きながら裕ちゃんとケンカしたこともありました。
コンサート終わったあとなんですけど、みんなで反省会みたいなことをしてて。そのとき、MCのことで裕ちゃんにいろいろ指摘されて。くやしくてつい泣きましたね。裕ちゃんとかカオリとか、しゃべれる人がうらやましかった。
そもそもトークについては、マネージャーさんに怒られ続けてたんです。デビューしてからずーっと。2年ぐらい(苦笑)。「保田はもう、トークあきらめろ」と言われたこともありましたね。
自分でも「私はしゃべり、無理かなー」って。トークのおもしろいメンバーは他にもいるし、自分は歌一本で、歌で自分を表現できればそれでいいのかな・・・と思った次期もありました。でも、しゃべれるにこしたことはないじゃないですか。だから、うん、気持ちのどっかで完全にはあきらめてなかったです。
トークがやれるようになってきた最初のきっかけは、プッチモニです。
市井もプッチモニになってから前へ前へ出れたし、それに引っ張られて私も「がんばるぞ」って気持ちになれて。とにかくプッチモニという新しい自分の居場所を作ってもらえたというのは、すごい励みになりました。私と市井、タンポポを落選してるし(笑)。
次のきっかけは市井の卒業ですね。彼女に頼っている部分がすごく大きかったんで。私がうまくしゃべれなくても、彼女がフォローしてくれたから。そこに甘えてた。
で、市井が抜けたら、あとはもう「自分と後藤でしっかりやっていかないと」って。その後、吉澤が加わったんですけど、後藤も吉澤もそんなに自分からポンポンしゃべる子じゃないんでね。2人ともちょっと天然ボケだし(笑)。「こりゃ、私がリードしていかなきゃマズイな」と。そういうことがあって少しずつ、話せるようになってきました。まわりが見えるようになりましたね。トークの時、こういう時は入ってよくて、こういう時は入るべきじゃないとか。状況が読めるようになってきた。別にウケを狙おうとかじゃなくて、自然体でしゃべれたらいいかなと思ってます。ボケも突っ込みもモーニング娘。にはちゃんといるんで。
髪をショートにした理由ですか?いや、別に心境の変化とかそういうのじゃないですよ。私、髪型あきっぽくて、すぐ変えたくなるんです。で、いろいろ変えるんですけど、なんか自分的に「これじゃないなー」って、しっくりこなくて。
実はプッチモニ結成の時、つんくさんから「お前ショートカットにしてみたら?」って言われたですよ。だけどその時、私は「イヤです」っていって。「私ショートカットは似合わないから」って。
小さい頃からずーっと親に「おまえはショートカットは似合わないから、長いままでいなさい」って言われ続けてたんです。それで自分で「ショートカットは似合わない」って思い込んでた。
けど、いろんなヘアメイクさんに「圭ちゃんショートの方がいいんじゃない?」っていわれて。「じゃあ、ちょっと一度切ってみようかな」と。そしたら、うん、なんかまわりからも「似合うね」って言ってもらってます(笑)。
なんていうのかなぁ、可能性って人それぞれ違うとは思うんですけど、やっぱりあきらめたらそこで止まっちゃいますよね。ハナから「できない」ときめつけないことが大切かな。
今はもう、あせりとかはありません。ちょっとずつちょっとずつ、ほんとうに一人でも二人でもいいんで、徐々にファンの人が増えてくれればいいかなぁって。やっとこれから、ようやく、先が見えてきた感じですかね。なんとなくだけど。
これからが本当の私のスタートだと思ってがんばります。
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